『パニック障害になったら読む本』
パニック障害について学ぶ中で、ぜひ多くの方に読んでほしいと思った一冊です。
パニック障害では、本人にとっては「良くなりたい」という思いからしていることが、かえって症状を長引かせたり、不安を強めることがあります。
だからこそ、まず正しく知ること。
そして、何をすればいいのかだけではなく、「何をしないほうがいいのか」まで知ることが、とても大切なのだと感じました。
この本を読んで私が強く感じたのは、パニック障害から回復していくためには、闇雲に頑張るのではなく、症状の仕組みを理解し、できるだけ遠回りをせず、適切な方向へ進んでいくことの大切さです。
催眠療法では、心や無意識に深く関わっていきます。
だからこそ、目の前の症状だけを何とかしようとするのではなく、何がその人を苦しめているのかを正しく理解し、適切な技術を選択することが必要です。
良かれと思って行うことが、必ずしもその人にとって良いとは限らない。
このことを、療法を扱う側こそ忘れてはいけないと感じました。
パニック障害について知りたい方はもちろん、
これからパニック障害を理解したい方、心に携わるセラピストにもおすすめしたい本です。
「早く良くなりたい」と焦るのではなく、
悪化させないために何を知っておくべきなのか。
そして、回復へ向かうためにどんな道を選ぶのか。
そのことを考えるきっかけになる一冊でした。
パニック障害になったら読む最初で最後の本
林貞年 著書
https://www.amazon.co.jp/dp/4775943103/

